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ベンチャー転職論- ベンチャー企業への転職のすべて

ベンチャー企業への転職について考えるブログです。

ベンチャー転職で失敗しないために知っておきたい10か条

ベンチャー転職論

これまで数多くのベンチャー企業・スタートアップの中途採用支援、そして個人の方からのベンチャー転職の相談を受けてきました。自分たち自身も創業12年目の会社ですが、これまで自社の中途採用もしてきました。

そうした経験を踏まえて、ベンチャー企業への転職、スタートアップへのジョインを考えるにあたって、失敗しないために知っておきたいことをまとめてみたいと思います。 

1.「ベンチャーに行く=リスクをとる」だから給与を上げたいという考えは間違い。

まず、たまに大企業とかコンサルティングファームにいる人でこういう考え方をする人がいるのですが、少し考え違いをしているのでは?と思います。

本人としては、「ベンチャー転職=リスクテイク」なので給与は現職よりも上げないと行く意味がない、とかリスクをとることのマイナスに対して給与が上がらないなんて割に合わないと思っているようです。

しかし、採用側の視点に立てばわかることですが、ベンチャーでの活躍可能性が保証されていない大企業人材やコンサル人材を採用すること自体が企業側にとってもリスクですので、最初から高い給与を出す理由がありません。

でも、ハイリスクとハイリターンはセットなはず。はい、そのとおりです。ここで言う、リスクテイクとは、ベンチャーに行って、現職よりも一時的に給与が下がって活躍できるかどうかもわからないリスクをとるというところまでセットでリスクテイクであり、その結果として、活躍をして中核メンバーとして昇進していけば昇給も早いでしょうし、ポジションもついてきます。そういう意味でハイリターンは実現されるでしょう。

そもそも、ベンチャー側で歓迎される人は、「現職はこれぐらいもらっていますが、これはブランド企業にいるからもらえているだけで実力以上にもらいすぎていると思っています。なので下がってかまいません。ちゃんと活躍し、結果を出したらそれ相応に評価される環境であれば問題ないです」と言えるようなタイプの人ですね。

2.ベンチャーに行くならそれなりのポジションでという勘違い

ちなみに、給与水準の話とセットで、ポジション・役職も同様の考え方が必要です。ブランド企業に勤めて自分はすごいと勘違いした若手が、ベンチャーに行くならそれなりのポジションじゃないと行きたくない、という思考になっているケースがありますが、これもちゃんちゃらおかしい話です。

「ポジションは気にしません。いきなりマネジャーとかで入るのも、既存のメンバーの皆さんに失礼ですし、納得感ないと思うのでいちメンバーで入らせてください。その上で、自他ともに認められた上で、マネジメントポジションには挑戦してみたいです」というぐらいのスタンスが理想ではないでしょうか?

3.ベンチャーに行けば一攫千金とかではない。

これも誤解している人が一定数いる気がしますが、ベンチャーに行って、上場したらお金持ちになれるという話もそんなに単純な話ではないです。すぐにストックオプションがもらえるかどうか?も、よほど幹部ポジション、幹部候補としての採用でない限り、気にすべき話ではないでしょう。

勿論、ベンチャー企業によっては、ストックオプションを社員に広く発行したり、社員持株会があったりするので、エクイティのインセンティブが広く用意されている会社もありますが、創業初期からいるメンバーや役員クラスの要職にいる方々に限られるケースが多いです。

そもそもまだ転職前で、活躍もしてない人が、エクイティインセンティブももらう方が気持ち悪いし、創業初期からいる他のメンバーに申し訳ないと思えるぐらいの人の方が幹部にふさわしいメンタリティかと思います。(既に他社で経営陣をやっていたクラスの人は最初から求めても良いと思いますが)

4.VCが入っている=安心というほど単純ではない。

よくベンチャー企業を選ぶ際には、VCが投資しているところを見ると良い、とアドバイスする人が世の中にはいますが、間違ってはいないのですが、そんなに単純な話でもないかなと思いますので注意が必要と思います。

VCが入っている=安全というわけでもないです。逆に、毎年のようにVCから調達し続けるベンチャーは、何度もいろんなところから調達できてすごい!という見方もできますが(事実、それだけ期待されている、プロに認められているという側面もありますが)、見方を変えれば、お金が必要(=まだ赤字)なのかな?という見方もできます。

特に最近は、日本でもVC投資のプレイヤーが増えてきたこともあり、投資のハードルは下がっています。私たちが把握している範囲でも、VCからの調達を機に、一気に人員採用を強化したものの、売上が計画に追いつかず、一気にリストラをしたスタートアップの噂も多く聞くようになりました。

5.VCが入っていないところも優良ベンチャーが多い。

VCが入ってないのに成長し続けている会社もあり、それはそれですごいことです。早期に利益を上げて自己資本を積み上げて、銀行借入もVCからの調達も必要なく、それで数百人規模まで成長している未上場のベンチャー企業はぱっと思いつくだけでも3-4社はあります。

特にこういう会社は、VC界隈やスタートアップ系のメディアでは取り上げられにくいので、スタートアップ業界通の人たちからも、比較的ノーマークになりやすい会社が多いです。

私たちは、採用文脈で仕事をしているので、必ずこうした企業との接点も持つことができますので、情報は集まって来ます(投資を受ける必要がない自己資本ベンチャーも採用には困っているケースが多いため) 

6.転職エージェントに求人を依頼しているかどうかは一つの指標になる。

まだ資金的に余裕がなく、売上・利益もまだそこまでじゃないベンチャーの場合には、経営陣の知り合い伝手だったり、Wantedlyなどを使ってまずはコストをかけずに採用活動をやることが多いです。

転職エージェントにオーダーを出しているということは、それだけ採用ニーズがちゃんとあり、紹介フィーを払ってでも採用したいと思っているので、ある程度の企業体力(資金調達および売上・利益の見込み)がある状態と見て良いと思います。

※ただ、多くの転職エージェントは、採用枠数の大きいメガベンチャーや大手企業への支援に集中するので、社員20名以下のスタートアップを積極的に紹介してくれるエージェントは殆どいないです。

そんな中、私たちはベンチャー転職に強いエージェントを自負しています。紹介先も数名のスタートアップからありますし、その上でラインナップを厳選しています。

7.フェーズ(時期)によって求人ニーズがめまぐるしく変わるので応募タイミングは大事。

ベンチャーはビジネスサイドの状況もスピーディに変化します。なので、採用ニーズもかなり頻繁に変わっていると思って良いです。数ヶ月前に募集していたポジションがもう募集してなかったり、逆に今応募したらポジションがない、と言われたケースも、半年後に応募していたら、採用される可能性もあります。

こればかりはタイミングやご縁もあると思うので、難しいところですが、私たちのようなベンチャー転職に強いエージェントから情報を得ることで、ベストな応募タイミングを見極めることはできるかなと思います。

採用サイトから直応募したりWantedlyから話を聞きに行こうとして無視されていた候補者が数ヶ月後に適切なタイミングでエージェントから応募して採用されたケースもあります。

8.求人サイトや募集要項上の募集ポジション以外にも可能性はあることが多い。

求人の状況は結構変わるものです。なので人事の認識とサイト上に出ている募集要項がリアルタイムで同期していることは少ないです。さらに言うと、経営者と人事の頭の中もリアルタイムでシンクロしていないケースも多いのです。

私たちのようなベンチャー転職に強いエージェントであれば、経営者とのダイレクトなパイプがあるので、募集要項のどこにもあてはまらない人でも、「こんな人いるんですが興味ありますか?」という聞き方で、採用可能性を切り開くこともできます。

9.ベンチャーは1-2年で大きく変わるので数年以上前の情報はあてにならない。

最近は、転職会議Vorkersなどのクチコミ情報も参考にする人も増えているようです。

ただ注意が必要なのは、この手のクチコミは何年か前に在籍していた人の情報であることも多いです。ベンチャーやスタートアップにとって、数年前ははるか昔のごとく、別の会社と言っても良いぐらい変化しますので、現状を推測するに参考にならないことも多いです。

また、ベンチャーはだいたい50人ぐらいの組織規模前後で、組織崩壊を起こすことも多く、そのときにネガティブなことを思って辞めて行く社員もいます。そうした崩壊を乗り越えて強い会社になっていくことも多いので、そうした過去のネガティブ情報に過剰に反応するのはもったいないことかなとも思います。

10.未上場企業でも経営数字を確認する方法もある。

上場ベンチャーであればIRを見れば数字は開示されていますので是非チェックしてみましょう。未上場の場合には、ほぼ数字がわからないケースが多いです。

確認する手段としては、一つはその会社の人に聞いてみるという手がありますが、上場準備中だったりすると、数字を出すことにセンシティブになっているケースもありますので教えてもらえないかもしれません。ただ、上場準備中であれば、官報に決算公告を出している可能性が高いので、官報の情報をチェックするのも一つの方法です。

官報の情報は膨大で拾うのが大変なのですが、主要な会社の決算公告をピックアップしているブログがいくつかあるので便利です。

kessan-kanpo.blogspot.jp

kanpo-kanpo.blog.jp

ameblo.jp

あとは、帝国データバンクで情報をとる方法もあります。1件あたり490円で会社情報をとることができます。

www.tdb.co.jp

最後にベンチャー企業への転職をお考えなら

私たちが運営する、ベンチャー転職・スタートアップ転職に特化したエージェントサービスは、ベンチャーに詳しくて、かつベンチャー転職特有のポイントをおさえたアドバイスが可能なエージェントサービスです。自信をもっておすすめできますので、ぜひ一度ご相談ください。

career.goodfind.jp

ベンチャー企業への転職を考える皆様へ

ベンチャー転職論

私たちスローガングループでは、10年以上に渡ってベンチャー企業(今でいうところのスタートアップも含む)の採用のお手伝いをしてきました。

www.slogan.jp

ベンチャー企業というセグメントにフォーカスして10年に渡って粘り強く採用支援をしてきた会社は片手で数える程度ではないかと思います。その中でも、社員数(グループ全体で)50名超の規模になっている組織は私たちスローガンだけかもしれません。

私たち自身もベンチャー企業として、少なくともそのつもりで事業を拡大してきたつもりです。自分たちの自社採用で新卒採用・中途採用ともに苦労しながら試行錯誤してきましたし、だからこそわかったことも沢山あります。

そんな私たちだからこそ、ベンチャー企業への転職を一番良くお手伝いできるのではないかと自負しています。

情報がなかなか出てこない、誤解にも満ち溢れた世界でもあるので、少しでも情報発信していければと思い、ブログをスタートさせました。

三日坊主にならぬように筆をとり続けたいと思いますが、皆さんの声援・応援あってこそですので、少しでも参考になった、共感した!と思っていただけたら、ブックマークしていただいたりFacebookTwitter等でシェアいただけるとうれしいです。

 

career.goodfind.jp

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